「表現の難しさと楽しさ」
ソフトウェア技術部第2開発課 入社4年目 女性
         
130センチ 60キロ

いきなり暴露してみましたが、実はこれ、私の小学生の時の体型なんです。
えぇ。私は肥満も肥満。立派な立派な立っっっっ派な肥満児でした。現在の身長と体重は絶対暴露なんてしませんが(笑)、この時期よりは多少、健康的な体型をしているのではないかと思っています。
それでも、この時期の自分のイメージが頭から出て行ってくれなくて、日々ダイエットのことばかりを気にしています。テレビのダイエット番組の視聴率は私が一人で上げているのではないかと思うくらいダイエットオタクなのですが(笑)、ダイエット自体の話はまた次回(までに成功させてから)にしましょう。

今回お話しようと思うのは、『表現』についてです。なぜ、私が恥ずかしい過去の身長と体重を暴露したのかというと、皆さんに自分がどれだけ太っていたかを伝えようと思ったからです。こうして、実数を提示すれば、読んでいる方も容易に私の過去の(過去ですよ!過去!)体型を想像できますよね。
私は太っていたことで病気をしたため、健康になろうとダイエットを始めました。それが身を結んだのか(15年かかってますが・・・)、今は少しずつ健康的な体を取り戻しています。もしも今、私がこの頃からあまり変わっていなくて不健康なままであったなら、例え過去といえど、身長・体重の暴露なんておそろしくて出来ていないと思うのです。
 
まで

ダイエットを宣言(宣言だけなら何度もあります)するたびに周りに言われていたことは「どうしてそんなに痩せたいの?」でした。そのたびに私は「肥満で、体を壊したことがあるから。」と答えていました。すると、周りの人はこともあろうに今日からダイエットを始めようという乙女に対して「何キロあったの?」と、あまりにも普通に(!笑)たずねてくるのです。
そこで私は考えました。あれだけ太っていたことを、身長・体重を言わずしてどうやって表現しよう?と。結局はどれだけ太っていたかを表現するのですから、恥ずかしさは同じことなのですが(笑)。それでも、身長・体重の暴露よりはましです。体重を言うことは、乙女にとってそれだけの精神的苦痛を伴うものなのです。
と、いうわけで。『私はこれだけ太っていたんですよアピール』というものを試行錯誤した結果、一番効果的なものがこれ。

『股ずれに悩んでいた』

股ずれとは足が太すぎるゆえに歩くたびに擦れる太ももの内側に傷が出来るっていう現象です。これが痛くて痛くて・・・。
どうでしょ?身長・体重を聞いてもリアルに想像できなかった方でも私の肥満児時代がリアルに想像できたのではないでしょうか?
他には
『逆上がりができない』
『本気で走って50メートル11秒』
『好きな調味料はマヨネーズ』
などの候補がありました。
ね?結構面白くありませんか?皆さんもこんな小さなこだわり(?)から、自分の表現力を鍛えてみるのもいいかもしれません。
ぜひ、やってみてください。
 


close